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IKEAに買い物へ行き節税。

 今回はIKEAのここ数年の流れと、細かい節税についての話題です。

 先週、小学校へ上がる息子の机などを見にIKEAへ行きました。

 ご存知の方も多いでしょうが、IKEAにはレストランがあります。上手にできた仕組みで列に並ばざるを得ない状況の脇に商品を置き、ついつい一品追加したくなります。メインディッシュを受け取りレジに並ぶ両脇にも目移りするように仕掛けがあり、そこでもまた一皿、二皿と追加したくなりました(私はなんとか堪えましたが、妻は子供の分も含め追加しており、術中にハマっておりました)。

 昨今では知られた手法ですが、このような古典的な技はいつの時代でも色褪せません。
 一皿の価格はそれほど高額ではありませんが、なんだかんだと金額が積み重なる仕掛けです。ただし、必要最低限で済ませれば数百円に収まるのも事実でした。

 その後、店内を周りワンルームから3LDK超の住宅等の住まいの提案があり、それなりに楽しめました。店内をグルリと歩かせ商品を一通り見せる手法や、価格設定にも気が向きます。

 IKEAの店内には「低価格」の文字が踊っています。それを見れば狙う客層を理解できます。

 私にはIKEAの商品が良いとは感じられず、安かろう悪かろうの典型に写ります。5年前に娘が小学校へ上がる際に学習机と本棚を買い、組み立てましたが質の悪さに少々苛立ちを覚えました。こんな安物を買うくらいなら、少々根が張ったとしてももっと良い品を選ぶ方が良いと確信したのです。
 そういった経緯もあり、この5年間はIKEAへ行きませんでした。ではなぜまた行ったのかと言えば、壊れてボロくなった机の補修部品を仕入れに行き、結果として型落ちしており手に入れられませんでした。

 IKEAは低価格路線の商売のようですが、あのような大きな会社はそれも良いと思います。低価格ですが、きっと「低収益」ではないのでしょう。大企業のなせる業と表せます。

 気になったのでIKEAの決算書を調べたらすぐに出てきました。「低収益」ではない。と予想しましたが営業利益率は3%と低収益でした。有難いことに減価率(転じて粗利率)から全て把握でき流動資産、固定資産、流動負債、固定負債など上場企業は決算書を開示しなければならないため、情報が簡単に入手できて面白いですね。

 業績の推移をみると2017年~2019年の三年間は赤字決算であり、コロナ以降の巣ごもり需要による、ある種の特需で2020年、2021年は黒字となったようです。さらに店舗販売に重心を置く姿勢を、ネット販売も積極的に取り入れるようになって以降、業績が回復したとの報告もありました。

 実際に先週は駐車場の車の数が明らかに減ったと感じましたが、それはECによる販売数の増加が影響していたようです。

 ニトリと比較して大きく差があるようです。

 ニトリの営業利益率は19.2%とかなり余裕があります。売上も利益率もIKEAの6倍です。ニトリの品質が良いのか?お値段以上なのかはよくわかりませんが、少なくとも大衆に支持されているのは間違いないようです。
 上で紹介したサイトには他の上場企業の決算も紹介されていますので、ぜひご覧ください。

 さて、最後になりますが今回なぜこのような記事を書いたのでか?それが細かい節税になるのですが「IKEAのレストラン代金を経費で落とすために、ブログにした」というのが真相です。
 給与所得者であったとしても、個人でブログなを書き個人事業を始めれば経費を計上できますし、購入した品をブログや動画でレビューすればそれも経費になりますので、お得です。

 法律は知っている人の味方、と痛感する昨今です、