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集客の重要性を痛感する

前回で起業に至る契機と状況を話しました。

今回の結論、要点は起業で一番大切なのは顧客の獲得、創出である。この点につきます。
実際に独立してみると自分の認識の甘さと同時に、確信も得られました。

父が自営業だった事もあり、10代後半からビジネス書を読んでいました。その中にランチェスター戦略という、軍事に関する技術を小規模事業者に当てはめた良著を知ることになります。地域一番店になる重要性、競争のないところで生き抜くなどが載っています。

私が起業した18年前はまだバイクのリアショックO/Hはまだ一般的ではありませんでした。ネットが普及し情報収集も楽になった今ではそれらのお店を簡単にある程度の数を見つけられます。20年近く前では片手で数えられる程度でした。

これなら最低限の生活くらいはできそうだ(24歳の若輩者には税金を払う感覚も希薄でした)。と前回話しましたが、その手法は安価にヤフオクに出品(作業を売ります。という広告として)すれば月に10~20件くらいは受注できるだろうと、甘く考えていのです。
 しかし月に2~4本程度の受注しかとれず、アルバイトをしながら極貧生活を続ける羽目になりました。

その間にも、縁があり知り合ったバイク屋さんに営業をして依頼がポツンポツンと依頼が舞い込む事もありましたが、3ヶ月程度立った頃に「アルバイトという逃げ道が有るからいかんのだ!」と自分を律しバイトを辞して専業となりました。
 実家住まい(とはいえ借家です)の独身という事もあり、お金がなくても困ることはそれほど有りません。

 今回のまとめ
 潜在需要があるのは確信を持っていたが、顧客と自分を結ぶ線を作り出せなければ、どんな良い事業も無用の長物になってしまう。