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You Tube営業、オーディオインターフェースとマイクで高音質に

 今回はYou Tube営業で必要になる物を紹介してゆきます。その動画編集用の環境を整えるために、AudientのiD4mk2というオーディオインターフェースとヘッドフォンを購入しましたので、今回は前者を主に紹介します。後者はヘッドフォンはまた次回へ譲ります。

 冒頭に結論と注意喚起
 動画営業で一番重要なのは、内容です。つまり客様に対する説明と、提案する商品やサービスが最重要なのであり、画質、音質は二の次です。お客様に対する提案内容に魅力がなければ、動画営業は下に記す機材の質を幾ら上げても、その投資を回収することはできません。

 動画営業に対する考え方はこちらの記事にまとめましたので、お時間のあるときにご覧下さい。

 とにかくご自分の商売がお客様からして有益か否か?それをとことん考えてから、機材に投資して下さい。

 PCは何を使うのか?
 現在はウィンドウズで録音と編集を行っていますが、特に拘る必要はありません。無料のソフトも数多くありますので何でも良いと思いますが、以前はiMacを使っていました。マックならiMovieという動画の無料編集ソフトが使えるので便利です。
 ですが、ウィンドウズでもマックでも問題は有りませんので、初期投資を抑えるためにも、お手持ちのPCで始めるのが良いはずです。

 カメラは?
 当初は仕事で使っていたキヤノンのKissX8iでした。カメラに関する情報はコチラからどうぞ。
 カメラに関しても当初はそれなりに映れば良いと思います。スマートフォンでも十分です。私はたまたま一眼レフ機を持っていたので、最初から利用していました。そこからカメラに熱が入って今ではNikonのZ6とD800を主に用いています。これもレンズと合わせると20万円を軽く超えますので、写真や動画撮影をこれまでに行ってきた方なら別ですが、そうでない方はとにかくお金を掛けずに手持ちの機材で始めましょう。

 マイクには当初からお金を掛けていた
 人間は映像よりも音の方が不快に感じやすいと思いますし、営業やビジネス系の動画はながら聴きも多いので、映像よりもやはり音にお金を掛けるべきです。

 

 私が最初に買ったのはオーディオテクニカの「atw-1701/l(j) system 10 digital 2.4 ghz」という品です。しかしこれはやや使いづらい印象があります。音質良く手軽にとりたいならコチラの動画を参照して下さい。DEITY V-Mic D4 Duoが紹介されています。何が良いのかと言えば、カメラに接続すればカメラの音声データがその高音質になるため、編集時の取り込みが簡単になるからです。

 私が現在使っているSHUREのMV7は、音源をPCで録音します。そして動画編集ソフトにカメラの映像と音源を別々に取り込み、同期という作業が必要になるので一手間増えるし初心者にはソレだけでもやや精神的な障壁になります。
 同期の作業自体はそれほど難しくはありませんが、初心者はやはり手間を省くほうが良いと思います。

 別撮りでひと手間増えても良いのでしたら、私はZOOMのH1Nも使いました。安価な割に音質も良く、気に入っています。未だに手元へ残してあり予備機としてありますが、私には扱いが若干面倒なため、あまり出番は多くありません。

 必要なのはこれで十分
 上に挙げたPC、カメラ、マイクが揃えば残るはご自身が宣伝したい題材などの、要するに内容だけになりますから、そこに関してはご自身で研鑽を積んでほしいと思いますが、機材にお金をかける余裕があるか方は、これから説明するオーディオインターフェースなどを揃えると更に音質が向上します。

 そもオーディオインターフェースとはなんぞや?


 正直、私もイマイチよくわかりません。昔はギターを弾いたりオーディオの極々入り口でちょっとした機材を買った程度の知識しか有りませんでした。

その知識と最近仕入れた知識を混ぜて可能な範囲で説明すると、マイク(ギターなどの楽器を含む)とPCを繋いで高音質な録音を可能にする機械です。

 オーディオインターフェースのある程度詳しい説明はこちらのサイトをご覧下さい。

 自分でも動画を撮影したのですが、インターフェースの有無でかなり違いがあり驚きました。

 インターフェースあり
 インターフェースなし

 
 私がこれまでに使っていたマイクSHUREのMV7は初心者には割と高価格なマイクですが、これはPCと直接USB接続して録音が可能でした。それまでに使っていたオーディオテクニカとZOOMとはかなり音質が向上し使い勝手も良いと、1年以上そのまま使い続けていたのですが、オーディオインターフェースを通すとここまで違うのかと、驚いていると同時に動画編集の意欲がかなり高まりました。

 ですが本来はオーディオインターフェースはここまでの説明から分かる通り、必須ではありません。しかしYou Tubeでの営業を強化しようと決めたので、音質がやや気になっていた昨今、これは必須だと考えてシステム強化を実行した次第です。

 オーディオインターフェースと共に、マイクケーブルも専用品になったのも音質向上に影響していると思います。
 若い頃にエレキギターを弾いていましたが5Mで千円から、3Mで5千円のケーブルに交換した時の衝撃も忘れられません。

 動画編集時に必要なヘッドフォン
 イアフォンでもUSBスピーカーでも問題はありませんしMacなどはPCにスピーカーが搭載されており、当初はそのに出費は不要かと思います。
 ただ音を細かく確認するのであればヘッドフォンがお勧めです。当初、私はスピーカーで鳴らしていましたが、細かい音が判断できなかったのでSONYの安価なヘッドフォンにしました。これで聴き取りが楽になり、変な音がなった部分の処理が確実になりました。

 まとめ
 何度も繰り返していますが、当初は最低限の出費から始めるのが良策です。ただしアイフォンで全てを撮影し音を撮るのは推奨しません。営業やビジネスにつなげるなら内容の次に音質が重要だと考えるからです。
 1 内容
 2 音質
 3 映像は必要最低限で良い

 これが動画営業で考える順位付けです。まず1の内容を詰め、2の音質を1~2万円の出費で整え、3に関しては正直いつでも良いし、ずっと携帯のカメラで十分と考えています。