当社の動画営業で成果が出せている背景には特殊な事情があります。今回はその話をしつつ、皆様が動画営業を始める切っ掛けやヒントになって欲しいと考えます。
動画営業が成功するコツはあるのか?
答え: あります。始める事です。
至極真っ当な答えではないでしょうか。行動しなければ成功はありません。一般にブログも動画も100本を超えてからが本番だそうです。私はブログは3,000件以上。動画も300本以上になりました。ですから質よりも数を重視して、とにかく上げる事です。
その中で手法に慣れてくると、動画制作自体に面倒臭さを感じなくなります。そして数が多くなると再生回数が伸びたり、全くだめだったりと反応が返ってきますので、それを頼りに徐々に向上させてゆきます。
そもそもなぜ動画営業を始めたのか?
このブログでも度々紹介しているキミアキ先生の起業酔話というチャンネルが切掛です。動画営業を開始する前は、閑散期になると毎年資金繰りが厳しくなり、いつも四苦八苦していました。なんとか解消できないかと考えキミアキ先生の動画で得た知識をもとにして、とにかく動画を上げる。ビジネスのターゲットを替えるなど試行錯誤を繰り返し、それから4年近くを経て、やっと安定してきました。
苦しくて始めたのが本音です。ですが今では動画からの依頼はかなり多くなり、その収益で動画用の機材購入は投資回収が済んでいます。
動画営業を始めるのに必要な機材と、機材を集めるのに必要な考え方は別の記事にまとめてあります。
動画自体の収益は関係ないし、チャンネル登録者も気にする必要はない
You Tubeで配信を始めると、やはり登録者数が気にあるものです。私もそうでした。しかし登録者数が300人を越えたあたりから動画を観て当社を知っていただく方がチラホラと現れました。そしてそれが依頼に直結します。
つまり登録者数の増加と再生回数で得られる収益ではなく、動画を切掛にして自社の品やサービスを購入頂くわけです。これがあるから動画を上げ続けられるのです。
現在、当社のシャンネルは登録者数1860人。総再生回数30万回。総再生時間は2万時間をやっと超えた程度です。ここから得られた動画の収益は3万円強。これでは動画を運営してゆく事は難しいのですが、逆に動画を営業と捉えればどうでしょうか?
3年半の間で2万時間を営業できた訳です。例えば営業職がいるとします。彼は8時間勤務の間で実際にお客様と接する時間は半分の4時間と仮定すれば、2万時間÷4時間=5000日分の労働をしている計算になります。
5000日とは一体何年でしょうか。年間の出勤を240日と仮定するとほぼ21年となります。つまり動画で週に数時間を使い上手くすれば上記のような結果が得られます。そしてそこから上がる収益はかなり大きくなるのは想像に容易いでしょう。
しかもささやかとは言えGoogleさんからお小遣いまで貰えるのですから、始めないと損です。
当社が持つ特殊な事情
ではなぜ、これだけ動画営業が成功したのかと言えば、参入障壁の高い業界だからと分析しています。
部品の入手が困難で飛び込んでくる人が少ない上に、技術的にもやや特殊なためそれほど簡単に習得できません。
更に幸運なのは同業他社でYou Tube営業をしている会社がほぼ見当たらない点です。ですから動画営業に関しては当社が先駆者であり、選考者利益を享受できています。
ですから冒頭にも書いた通り始めなければ成功はない訳です。
特殊性のない業界の場合
一般的な品を扱っている場合は他社との差別化が難しいのは当然です。ではどうすればよいのでしょうか。上で紹介したキミアキ先生は「とにかくスピード勝負をすれば良い」と説きます。
飲み屋さんならファーストドリンクをどれだけ提供できるか。納品を早める、早く対応するなど即行動すれば必ず良い結果になるはずです。
まとめ
上手くゆかない人は必ずといえるほど行動が遅いのです。私の商売は立地が良いから上手く行っているのは認めます。それはある程度運が良かったのもありますが、それでももっと成功している他社もあります。それからするとまだまだ努力が足りないし、できることは数多くあるはずです。
皆様もないものを嘆くよりも、持っている材料とできる事を突き詰めてゆけば、自分の食い扶持はなんとかなると思いますので、是非諦めず動画営業を始める、継続して頂きたい。