今回は私が使っているカメラの話をします。単にカメラ好きだから。というわけではなく、カメラに興味のなかった私が、なぜ高額なカメラを購入し、あちらこちらへ撮影に出かけ、更には伴貞良さんの主催するワークショップにまで参加するようになったのか?その意義と顛末を説明します。
いまはNikonのZ6というカメラを主に使用しています。
初めて購入したのは
CanonのKissX7という機種です。当時の私でも購入する気になる価格と、知っているメーカー名に安心して手を伸ばしました。当時は販売台数が減少しているとはいえ、今よりも圧倒的に数量が出ていたので、カメラの販売面積も大きくとってあり、Nikonその他も展示があり選べるような状況でした。
カメラを購入するに至った経緯は知人から発せられた「ブログを始めたなら綺麗な写真をつかうと効果的だよ」の一言です。それまでは1万円の安価なコンパクトデジタルカメラやアイフォンでの写真を用いていましたが、それを機に一眼レフを使うようになるます。

現在はZ6Ⅱに型が替わっています。
最初はブログの質を上げることだけを目的にしていました。そしてサーキットなどでの社外活動の記録もブログ行うようになりましたが、カメラ、レンズ、それらの意味する数値などは全く理解しておらず、設定をMにしてISOとシャッタースピードだけで明るさを調整し、あとはオートフォーカスに任せるような状況を7年近く続けていました。しかし自社でYoutubeによる営業活動を始め、カメラの画質が気になり始めて、少しづつ調べるようになる、冒頭で紹介した伴さんの動画も見るようになりました。
なんとなく動画撮影用のカメラを調べているとこの動画でCanonのEOS Rというカメラを知りました。Youtube撮影に使用している方が多いと聞き、購入しようか迷いましたがより廉価なEOS RPの存在をしり、そちらを購入することにしました。
センサーサイズの違いにより、これほどの違いがあるのかと、驚き写真をAdobeのLightroomで編集し楽しむようになりました。そして4K撮影を試すなどして、メモリカードの転送速度などを学ぶに至ります。


こちらZ50は好きで買っただけですが、社員に使わせて会社として写真の質を上げています。レンズはZ6のキットでついてきたNikkor 24-70f4です。
Youtubeでの営業活動については、また別の機会に話を譲りますが、カメラを安価の一眼レフからフルサイズ・ミラーレス一眼へ交換した効果は大きかったと感じています。
ブログに上げる写真の質が飛躍的に向上しました。大きく拡大しても滑らかな写り。そして高額な依頼を頂いたお客様に納品する際に、多くの写真を綺麗な画質で提供できる。そしてその過程を動画で解説し残せるのは他社にはない強みになっています。
そうなると画質は良いが、そもそも写真全体として良い(ようするに自分の腕の問題)のであろうか?という根本的な疑問が生じるのは自然な事です。そこで伴さんが主催する写真撮影の技能向上を目指したワークショップへ参加を決めました。
そこでレンズと画角の関係を学び、やっと色々な事が腑に落ち、写真撮影の機会を増やし自己修練を重ねています。そうなると色々と試してみるので、写真をより良く撮れるようになります。

NikonのD800。すこし柔らかい写りが好みです。今は中古で安価に入手可能です。

機械としての扱いやすさはミラーレスカメラに軍配が上がると感じています。
カメラの使い道
私には二通りの役割があります。一つは写真撮影。他方が動画撮影。投資回収との意味では圧倒的に後者に軍配が上がります。営業活動として現代ではブログよりも動画の方が有利だからです。そう意味ではこれまでカメラに投じてきたであろう100万円前後の資金も、動画からの集客で十分に回収できました。
写真の力は大きい
動画営業の回収サイクルは凄いものがあります。しかし写真の力も侮れません。最近考えるのは静止画のインパクトの強さです。プロの技で撮影してもらった写真の説得力はただただ凄いと感じました。動画のサムネイルに使っているので、良ければ確認してください。
最近の動画マーケティングには良し悪しがあり、動画に出ているその人が好きか嫌いかが、商品の好き嫌いにも直結する可能性が高いので危険性もそれなりにあります。
しかし写真は商品そのものを切り取るので、そのような危険性は小さいと思います。
写真が商品力に与える影響を考えると、実感するのはヤフーオークションです。今年に入ってから自分でも出品を行なっていますが、同じ出品でもカメラによる画質と、考えた構図では売れ行きにかなり差が生まれます。
上のヤフオクの例を用いれば「宣伝写真にあるような上質な感じを自分も手に入れたい」となるはずです。買い手目線で考え、感じるのが大切になってきます。

KissX7の後に購入し、いまでも従業員用カメラとして活躍するKissX8i。

SDカードを横から取り出せるので、使い勝手も良いです。最初のYoutubeはこのカメラで撮影していました。
まとめ
高いカメラを使う意義は十分にありますし、私は投資を回収を済ませています。カメラが好きだ買うのではなく、商売としてしっかり考えてお金を使わなければ商売人、経営者には不適格です。私もその点をかなり留意して物品購入を検討しています。