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法律に合致した会社の方が良い

 今回のお題は法律に合わせて事業を進めるのか?それともモグリで非合法は儲かるのか?を考えます。

 個人事業から法人にした理由は主に2つあります。
 一番大きな理由は「節税」です。これは大きな原動力になりました。
 二番目は「当社」と名乗れるようにする。というのがあります。はて?なんの事か。訳がわからないと思いますので説明します。

 半年ほど前にTwitterで「当社」とあるけれど会社組織なの?と書き込みがありました。知らなかった事とはいえ、法人と勘違いさせるような言動は犯罪だそうです。
 大した事ではないとも言えるし、極めて重大な事とも言えます。もちろん私は後者と捉え「これを契機に法人化しよう」と思い立ちました。

 SNS上でツッコミを入れてくる人は正直好きではありませんが、本当の事を言われたなら、こちらは黙るしかありません。
 お天道様の下を堂々と歩けるように、法への適合を進める事に注力しました。

 「認証工場取得」
 整備にあたる場合、ブレーキなど重要な部品の分解には認証工場という認可が必要になります。これまで当社は部品単体を預かり、車両での作業はほとんど無かったために、この法律には抵触しませんでしたが、近年は一般のお客様やバイク屋さんからも車両ごと預かり減速装置を取り外す機会増えてきたために、このままでは問題が起こると危機感が募っていました。
 法人化も進めている事だし、認証工場も同時に取得しよう!と思い立ち整備士講習に通い、試験も無事に合格し手続きも終わり、今月から(2021年12月)認証工場となりました。

 この一連の流れを60歳過ぎたバイク屋店主さんと話をしていたら「そんな認可なんて不要だよ」と言い放ち、法律の抜け道的な事を話し始めました。
 その時に私が感じたのは、面倒を避けると後で事が大きくなる、です。それに加えて大きな利益を出している人たちは「法律の範囲内で仕事をして、そして法人である」という点にも注目しています。
 反社会団体の方々は傍において、現実的な事例を考えれば巨大企業は必ず法人ですし、玉虫色の部分は少なからずあるにせよ、基本は法律を順守しています。
 そう考えると非合法状態で商売を続けるよりも、おおっぴらに広告を打てる合法状態に利があると判断しました。

 このブログを読まれた方も、手間はかかりますが法律に触れない方が気持ちも楽ですし、もちろん問題も起こりづらい。そして利益も出しやすくなりますから、ぜひ難題(という程ではありませんでしたが)に挑戦して自由を手にして欲しいと思います。